Tuesday, November 1, 2005
甘エビが食べたい
ウェリントンにおける外食事情はもうdisasterとしか言い様がない。(個人的に)
外食、というのは自分では作ることのできない美味しい物や手間のかかるもの、をお金を払って食べることに意味があると思っていた。
でもここではそんなことは通用しません。
金を払ってこんなものを食わすのか?そもそも値段が高い!
自分で作ったほうがよい。
店で出す料理自体、それが高級店であろうがパスタだったり、オーブンでやいたなんとかだったり、焼いた肉であって、何時間も煮込んだ煮物や、何日も手間隙かけて仕込んだものでは決してない。
だから買ってくるのはせいぜいテイクアウェイなのです。
しかし、Fish&Chipsやチャイニーズを以前は買いましたが、最近はもう油っこいものが食べられなくなってきたし、チャイニーズも食べなくなった。
じゃあ自分で作ってうまいのか。理論的には美味いはず。
自分の味覚は自分が一番知っているのだから。
でも限界がある。
そもそもの問題は、野菜や肉などの素材に問題があるのではないか?
自分の印象では野菜は大きくかたい。
そして肉はかたくて臭い。
肉は金を出せばなんとかなるのかもしれないが、ビンボーなうちには高すぎる。
昔、料理人に聞いたことがある。
「大陸はプラス、日本はマイナス料理である」と。
日本では新鮮な素材をぎりぎりまで生かし、無駄な調理はできるだけはぶいていく。
大陸は新鮮な素材が手に入り難い分、ソースや調理でカバーする。
ここに海外における日本料理と中国料理の明暗を分けるポイントがある気がする。
日本料理は素材が命であるとすれば、日本から外に出たときにその素材が手に入らなくなる。
その素材が輸入ものであったとしても、おそらく日本でしか手に入らないものも多いと思う。だからおいしい日本料理を食べるのは難しい。
中国料理は調味料と中華なべがあればおそらくどこでも同じ味が作れる。その土地の野菜をつっこんで、濃い味付けと「油大、火大」でなんでも作ってしまう。だからどの国でもレストランができてしまう。
自分もやっぱり日本人です。普段はこっちのレシピとかを参考にして飯を作って食べてるけど、やっぱりあきる。
だから11月末に日本に帰った際は、実家の近所の焼肉屋とかうどんとかそばとか甘エビとか刺身とか居酒屋とか中華(中国ではない)とか日本酒とかを味わいつくしたい。
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2 comments:
こんばんは、激忙FFです。
Blog復活させていたのですね。
外食の話ですが、全く同感です。
外食したくても行きたい店があまりないのはクライストチャーチでも同じです。
そもそも、外食はウチみたいなあまり裕福でない家庭では超贅沢ですからせいぜい20ドル以内に納めるTakeAwayを週に一回というのが精一杯でしょうか。
それも味に期待するっていうより、手間を買うっていうかんじです。
学校のほう大詰めですね。テストにアサイメントに大変でしょうけど頑張ってください。
こんにちは。
ブログのほうが楽なので復活です。
お仕事忙しそうでなによりです。
私ももっと頑張って仕事を見つけて「金ならあるんだ」ぐらいの勢いでおいしいものを食べたいです。
ってすごく貧乏みたい^^
お仕事楽しんでください。
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